不眠症
**不眠症(ふみんしょう)**とは、「寝つけない」「夜中に目が覚める」「早朝に目覚めてしまう」「ぐっすり眠れない」など、十分な睡眠がとれず日中の生活に支障が出る状態をいいます。
「眠れないこと」は一時的なこともありますが、**1ヶ月以上続くようであれば治療が必要な「慢性不眠症」**の可能性があります。眠れないことがストレスとなり、さらに眠れなくなるという悪循環に陥ることも多く、放置せず早めに対処することが大切です。
私たち「なかむら内科・消化器内科クリニック」では、お一人おひとりの睡眠の悩みや生活背景に耳を傾け、無理のない治療を一緒に考えてまいります。
不眠症の主な症状
不眠症にはいくつかのタイプがあり、症状も人によって異なります。
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入眠困難(布団に入ってもなかなか寝つけない)
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中途覚醒(夜中に何度も目が覚める)
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早朝覚醒(朝早く目が覚めてしまい、その後眠れない)
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熟眠障害(眠った感じがしない、眠りが浅い)
これらの症状が続くと、以下のような日中の支障が出てきます。
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倦怠感、集中力の低下
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イライラや気分の落ち込み
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ミスや事故の増加
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食欲の低下、体調不良
「夜眠れないだけ」と軽く見ず、日中に影響が出てきた段階で、早めにご相談いただくことをおすすめします。
不眠症の原因について
不眠の原因はひとつではなく、生活習慣・環境・心身の状態・服薬などさまざまな要素が複雑に関係しています。
主な原因
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心理的な要因
・仕事や人間関係のストレス
・心配ごと、不安、緊張
・うつ病や不安障害などの精神疾患 -
身体的な要因
・かゆみ、咳、痛みなどの症状
・頻尿、睡眠時無呼吸症候群など -
環境的要因
・騒音、光、室温の変化
・時差、シフト勤務などの生活リズムの乱れ -
生活習慣の影響
・寝る前のスマートフォン使用
・カフェインやアルコールの摂取
・夕方以降の過度な運動や昼寝
当院では、これらの要因を丁寧に整理しながら、不眠の背景にある問題を一緒に見つけ、解決を目指していきます。
不眠症の検査と診断
診察では、次のような視点で状態を把握します。
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いつから、どのような眠れなさがあるか
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眠れないことで日中にどのような影響があるか
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ストレスの有無や生活リズム、服薬の状況
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うつ病や不安障害の可能性はないか
また、必要に応じて次のような検査や評価も行います。
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血液検査(甲状腺ホルモンなど)
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睡眠時無呼吸の簡易検査
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うつ・不安症状のスクリーニング
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服薬履歴の確認
「病気が原因で眠れないのか」「生活習慣による一時的なものか」など、まずは正確に見極めることが治療の第一歩です。
不眠症の治療法
不眠症の治療は、「薬に頼らず、まずは生活を整える」ことが基本です。それでも改善が難しい場合には、薬物療法を適切に併用していきます。
1. 生活習慣の見直し(睡眠衛生指導)
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就寝・起床時間を毎日そろえる
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寝る1~2時間前にはスマホやテレビを控える
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カフェインやアルコールは夕方以降は避ける
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軽い運動を日中に取り入れる(ウォーキングなど)
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寝室の温度・湿度・照明の調整
**「夜眠る準備は朝から始まっている」**という考え方で、生活のリズムを見直すことが重要です。
2. 薬物療法
どうしても眠れず、日常生活に支障をきたしている場合は、必要に応じてお薬を使用します。
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ベンゾジアゼピン系睡眠薬:即効性があり効果的。ただし依存には注意
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非ベンゾジアゼピン系薬(マイスリーなど):比較的依存性が少ない
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メラトニン受容体作動薬(ロゼレムなど):自然な眠りを促す
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オレキシン受容体拮抗薬(ベルソムラなど):新しいタイプの薬で依存性が少ない
※患者さんの年齢や生活リズムに合わせて、副作用や依存性のリスクに十分配慮しながら処方しています。
3. 心理的サポート
ストレスが強い場合やうつ傾向がある場合には、抗不安薬や抗うつ薬の併用、必要に応じて**専門機関との連携(心療内科など)**もご提案いたします。
不眠症についてのよくある質問
Q1. 睡眠薬はクセになりませんか?
A1. 一部のお薬には依存性があるため、医師の管理のもとで正しく使用すれば安全です。最近は依存性が少ない薬も増えていますので、ご相談ください。
Q2. 眠れないのですが、受診のタイミングは?
A2. 1週間程度で自然に改善する不眠は様子を見てもかまいませんが、2週間以上続く場合は受診をおすすめします。
Q3. 睡眠薬に頼らず治したいのですが可能ですか?
A3. はい。生活習慣の改善や心理的サポートによって改善する方も多くいらっしゃいます。無理のない方法をご一緒に考えていきましょう。
院長より
「眠れないのは自分のせいかもしれない」「病院に行くほどではないかも」……そんなふうに不眠を我慢してしまっていませんか?
眠れないことで心や体の調子を崩してしまう前に、ぜひ一度ご相談ください。
私たち「なかむら内科・消化器内科クリニック」では、伊東駅から徒歩1分という通いやすい場所で、不眠の悩みを丁寧に伺い、ひとりひとりに合ったアプローチを提案しています。
日常生活の中でできることから始めていきましょう。どんな些細なことでも、お気軽にご相談ください。
